先日第4回こどものワークショップが開催されました。今年は特別企画としてレキシノワ主宰の浮田定則さんを講師にお招きして『若者たちによる天下草創』と題した、鎌倉の歴史を通して理想の街づくりを考えるワークショップを行いました。参加してくださったのは、下は小学校高学年から大学生までの素敵な若者のみなさんでした。

前半の街歩きは段葛を通って鶴ヶ丘八幡宮までの道のりを、浮田さんからの解説を聞きながら進みました。歴史好きな参加者でも知らなかったこともあり、どうやって鎌倉の街が作られていったかに触れられる興味深いミニスタディーツアーとなりました。

オフィスに戻り後半のディスカッションでは、自分の街の好きなところは?などテーマに沿って終始自由に意見を出し合い、最後にそれぞれの理想の街のアイディアを発表し耳を傾け合い、年齢の差に関係なく充実した対話の時間を過ごすことができました。

わたしはサポーターだったのですが、なんと熱中症になりかけてしまいご迷惑をおかけしたというハプニングもありましたが、苦笑、今年も本当に素敵なこどもたちに出会わせていただいて心から嬉しく、みなさんへの尊敬と感謝の気持ちでいっぱいでした。

ワークショップは答えを誘導することはないので、自分の中を感じ発見して、さらなる疑問や課題が見えてくるところで終わりです。この街やこの国の歴史、現在、そして未来へとその先への思いや考えを深めていくことのきっかけを少しでも感じてもらえていたら嬉しいなぁと思いながら、終会となりました。

最後に、病欠の方もいらっしゃいましたが、お申し込み、参加してくださったみなさん、そして協賛というかたちで快く講師を引き受けてくださった浮田さん本当にありがとうございました!!