先日開催された『お母さんのためのおしゃべりサロン』第6回のレポートをスタッフの佐々木さんがまとめてくださいましたのでご紹介します。
こちらの会は、お母さんたちが日頃から抱えている心の荷物をふっとおろしてリラックスしたり、ご自分の本音を吐き出したり、またお互いの話に耳を傾けたり・・いつでも安心して立ち寄れる休憩所のような場として開いています。
おしゃべりのお供として、心の内側に触れるワークショップや心身の健康に役立つイベントなどもご用意しています。お母さんたちにホッとしてもらいたい、楽しんでもらいたい、そんなわたしたちの願いを込めてご一緒させていただいています。
そんな中で、今回のように、毎回情報交換にもとっても貴重な機会だと感じています。普段話せないこと、聞けないこと、知らなかったことなどに出会えるチャンスでもあるので、ぜひお気軽に参加してみてくださいね♪
次回は6月5日(木)11:00~ @こどもケアセンターほっと大田(田園調布) です!詳細はこちらからどうぞ。

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4月24日(木)大田区こどもケアセンターほっと大田の地域交流室をお借りしてお母さんのためのおしゃべりサロンを開催しました。しばらく我が子の受験などで開催をおやすみさせていただいていたので久しぶりの開催となりました。今回は参加者1名で、これまでとは異なり24歳の青年のお子さまのお母さまでした。

自己紹介が終わると情報交換タイムに入り、まずはお互いに今暮らしている地域のサービスなどを確認したりしました。それだけで終わってしまいそうなほどの情報量でしたが途中から本日のテーマに沿って話をすすめることにしました。今回は成人されたお子さまのお母さまでしたので「重症心身のこどもを育てるための理想の生活とは」というテーマで進行しました。

最近の課題となっている高校卒業後に通う施設の問題やグループホーム入所について、短期入所先の変更そして通いなれた病院からの卒業など成人を迎えるにあたって変更せざるを得ないさまざまな問題について話し合ったのち、自宅で成人した我が子と生活するにはどんな支援が必要なんだろうと考えていきました。以前に比べて使える社会資源は増えたものの自身の体調不安や親の介護など考えなければいけない問題も増えていくのでやはりまだまだ必要なサービスはあるのかなと意見は一致。それが 充実したら心配なくこどもとの在宅生活を続けられるのではないかとなりました。

長年在宅生活を送っているお母さまだけあり着実に自分の理想を形にされて行動されてるお話を聞かせていただいて今回はたいへん勉強になりました。

今回はお母さんをひとやすみするという会の趣旨とは異なった内容となりましたがとても充実した時間を共有させていただけたように思います。参加していただいたお母さまには心より感謝申しあげます。ありがとうございました。

さて、今後のお母さんのためのおしゃべりサロンですが、6月、7月と定期的に開催予定です。おはなしの他にいろいろな先生をお招きしてイベントも同時に開催予定ですので皆さまぜひとも気軽にお越しいただけたらと思います。

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