先日、公式LINEやSNS等でShanti FESーシャンティハウス春祭りーのお知らせをしましたが、みなさまチェックしていただけたでしょうか?シャンティハウスの空気を感じるだけでもぜひお気軽にどうぞ。
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このとっても楽しいイベント準備に奔走しながら、いまもう一つとても大切にしている財団の活動であるこどものワークショップの準備にも取り組んでいます。

社会の仕組みづくりに興味があり自分で活動を起こしたいという息子のあつきを中心に興味を持った高校生が集まってくれて、企画や運営にも携わり準備している次のワークショップ。
様々にこどもと対話しながら、みんなが興味を持つのはどんなことか?こどもたちにとってどうなるのがよりよい未来につながるのか?と考えながら行動計画を立てていく過程もワークショップの一環になっています。

またそれを実際に行動に移していくことで、社会の現状を学ぶいい機会になっているなぁと日々感じています。
ここのところ取り組んでいるのが告知や広報活動のこと。自分たちが主体的に社会について話し合ったり提案したりという内容に興味を持って参加してくれるこどもたちに出会う方法がなかなかなく。。呼びかけるにはやはりチラシかなということになり、息子がチラシを作り学校に持参し先生にお願いして学内に掲示してもらいました。

次はチラシを市内の中学校に配りたい、でも直接持っていくわけにはいかないのでは?と考えて、まずは市役所に相談に。そして情報をいただいて教育委員会にお願いに。何枚もの所定の書類に書き込んで準備して提出。市で働く大人のみなさんとの対話や、やりとりも経験。未成年にとってはなかなか濃い体験、笑。

大人のわたしも初めてわかることも多くあります。こどもたちが楽しく学校に通い幸せに暮らすために、そしてすべての人にとってよりよい社会づくりをするために教育の仕組みをどう変化させていくのか?という活動を公教育の現場には持ち込めない、という壁を感じつつ、、試行錯誤しながら準備は続いています。
とりあえずこのワークショップが市教育委員会の後援をいただけたことは一歩前進です。引き続き体験しチャレンジしていくこどもたちの様子をまたシェアします♪

ここで、少しシャンティハウスの在り方について触れたいと思います。

こどものこと、家庭のこと、育児のこと、働き方のこと、障がいや病気のある人たちのこと、社会課題は沢山あると思います。様々に活動してくださる方々もいるし、みなさんと連携しながら一助になるように活動していこうと思うのですが、ただ、わたしたちがどんなやり方でそれに関わるのかは、シャンティハウスならではの活動があると思っています。

特に厳しい状況にあるひとに何かをできるとしたら、元気なひとが沢山必要です。
例えば、我が家のように障害のあるお子さんを授かったら、親が元気じゃないと育児や介護が続けられないし、こどもに笑顔を向けることもできなくなってしまう。
例えば、学校には行けているし健康だけど、でもあまり幸せを感じられていないこどもたちが多くいるとしたら、彼らだって大人になっていく間に何かサポートを受けることが必要だと思う。学校に行けない状況のひとをサポートするのと同時に、みんなが自発的に助け合えるぐらいの余裕と元気を取り戻していくことがとても大切だと思うのです。

社会全体が明るくなり助け合えるつながりができていくために、シャンティハウスは活動していきたいと思っています。だから、シャンティフェスもやるし、こどものワークショップもやります。
財団の活動の枠組みはなくて、自分の幸せについて感じる時間を持つことや、仲間と話し合ったり表現していくことを色々なひとと一緒にやっていきたいと思います。
そして実際にカラフルな個性を持った素敵なひとたちと出会えているいま、一歩一歩種まきしながら進んでいることがとても幸せです。

いつかはシャンティスクールやシャンティヴィレッジも作りたい!そして世界全体が家族みたいに安心して笑い合える場所になるといいな♪妄想は膨らみます、笑。

と、そんなお話を今度のシャンティフェスで少しできたらと思って、苦手なトークイベントを企画してみました、笑。是非暖かく見守りに来て下さったら嬉しいです。そして一緒にこれからの世界のことお話しできたらと思っています。

5月20日(土)13時〜14時
参加費 無料
参加申し込みはこちらからどうぞ