「一人一人がありのまま輝く世界へ」
これが、最愛の息子が亡くなり、いてもたっても居られぬ思いでシャンティハウスを立ち上げた私の叶えたいものだった。
まずは、自分自身がそれを体現するために、活動を始めたのかもしれない。
あの時の私と今の私は随分違うけれど、自分の中から溢れてくる愛をこの世界にシェアしたい!という思いはずっと枯れることなく私の中に湧いている。
あれから6年の間に様々なことがあった。
シャンティハウスの活動を閉じてバンコクに引っ越してから、制御不能の絶不調に陥り何度も倒れたりして、死にたくなるくらい辛い時間もあったり、終わりの見えないパニック発作の沼にはまったりした。
駐在からギブアップした私は鎌倉の山の中に引っ越し、引きこもりの達人と化して月日が過ぎた。
今、コロナの騒ぎで普通ではない生活なのだけど、私にとっては今までとあまり変わっていないし、かつて私に訪れた試練たちと言ったら、、それはもう、今の状況の方がずっとずっと軽いので、時々落ち込みながらもなんとかやれている。
今週からtwitterで「優大とわたしたちの10年間の物語」を毎日一話ずつシェアしている。
もう直ぐ来る彼の命日と夫の誕生日に必ず行っている温泉旅行とお墓参りに今年は行けない。
そう寂しく思っていたら、ふと思いついたアイディアがそれだった。
物語の続きを生きている今、そんなこんなの6年の間に、何度も脱皮した私は随分と軽く柔らかく楽になり、私の見ている世界はますます優しくなり愛で溢れている。
こうすべき、のない世界は、私が何かに貢献することや、役立つという目的さえ、もう必要としていない。
ただ純粋に、愛の風になり、波になり、花になって、いつでもその様子を変え続けながら、いつでも愛でありたい、と願うだけ。
善悪も優劣も正誤もすべてのジャッジを超えた、ただありのままの愛、いのちの輝きに触れることを、私の魂が望んでやまない。
この世界には愛でないものも、愛でない瞬間もないのだけど、触れていることに気づいているかどうかで、人生は本当に大きく変わるのかもしれない。
大きな大きな変化の時代を生きている私たち。
魂が歓喜し震えるような体験を、これからの世界が叶えてくれるだろう。
望んでいることが鏡のように目に映るようになる。
もう始まっている。
そんなことを、満月の美しすぎる月を見上げて思う。
私も、あの夜空に浮かぶお月さまみたいに、心が休まるような、ほっとするような暖かな光でありたい。
暗闇でも遠くに見えている灯台のように、どんな時にも希望があることを伝えられるような光でありたい。
それも私が生まれる前に決めてきたことなんだろう。
優大を授かってからわかり始めて、亡くなる時にはっきり思い出して、それはまるでバトンみたいに優大から渡されたのだった。
いつもここにあるすべての愛に気づいて、目覚めて生きることは、なかなか難しくもあり、すぐに難しい現実という夢の中に入ってしまいがちだけど、今始まっている新しい世界では、それが簡単になる。
コロナ、というより、2020年に鳴り響いている目覚まし時計の音を聞いているような毎日だから。
本当に大切なもの、大切なことを思い出す時が来たよと。
騒がしすぎる外側の情報や、コントロールから離れて、自分の中の感覚を呼び覚まして、自分の心地よさを感じてみよう。
五感、六感で、感じることを忘れかけている私たちのお手本はこの地球の自然たち。そして子どもたち。
あるがまま、自分の心の声に争わず、自分と調和することが何よりも大切。
自分と調和する、自分と愛し合う、それがこの世界のすべてのいのちを輝かせる一番の方法だから。
これから、私にできることで、お伝えできるメッセージをシェアしていくことになりそうだ。
宇宙はスーパー鳥の目で、私たちを見ている。
そこからのメッセージを私はどうやら伝えるらしい。
そのことはまた次の記事で。
この愛よ、あなたに届け♡