新しい年が始まって、ますます楽しい♪時間を過ごしています。
すごく元気いっぱいになったとか、全然波立たなくなったとかではなくて、いろんな出来事や感情を含めた今までと変わらない世界が、ただ楽しく見えている感じ。
夫に、「最近、大声でよく笑うようになったね。」と言われて
それは自分でも感じていて、自分の笑い声にびっくりすることがあるから、笑。
全部を包み込んで、波一つ立たない湖のような心になりたいと切実に願ってきた時期が結構長くありました。
当時は、そんな神様みたいな人間になることが理想だと思っていたけれど、私はただ、怒りや恐怖や不安やそんな気持ちを感じるのが嫌だったんだな、と今になってわかります。
でもどんなに努力しても、嫌な感情だけを感じないようすることは無理でした。
表向きには穏やかにすることができても、いつも消化不良な感情で心の中がモヤモヤでいっぱいになっていました。
7年前にもらった優大からの大切なメッセージを胸に、自分をそのままにいさせてあげよう、自分の全てを許していこうと思い始めてから色々な変化が続きました。
一番出てきたのが怒りの感情でした。
最初は溜まっていた怒りを書いて整理し、消化する作業が続きました。
そうするうちに、怒った時に咄嗟にはっきり反論したり、怒りの言葉がそのまま出るようになったことは、私にとってはとても大きな変化でした。
ワッと怒りのエネルギーを発散した後は、とてもスッキリさっぱり、笑。
以前に比べて断然、嫌な気持ちを引きずらないことにびっくりでした。
すると、あんなに胸の中がモヤモヤしているのが普通だったのに、どんどんモヤモヤが消えて行きました。
感情は感じるためにあるのに、感じることから逃げて、心の中に溜めるから拗らせていただけだったんですよね。
嫌な感情だけをセーブすることはできません。
感情はとても自然なものだからです。あるものはある。湧くものは湧く。
それは海の波と同じで、正誤や善悪や美醜なんかの区別などまったくない。
嫌な感情を避けるには、湧いてきたものを感じるセンサー、感受性の感度を下げることしかできないのです。
毎日を生きるのが大変すぎて、感情を押し殺し、感受性を麻痺させて対応していた頃の私はそうでした。
どこかで喜びを増幅させていくことが怖かったのは、反対方向にも振り幅が増えるからでした。
喜んだ分だけ、悲しみ不安に戻ったときのショックが増して、とても苦しくなってしまうから、いっそのこともう何も感じたくなかった。
生きながら死んでいるような。。故障中の機械みたいな。。
優大が生まれる頃から、喜びと悲しみの振り幅が猛烈に大きくなったことで、私はパニック障害を発症してしまったけれど、それは私の感受性が再生していくための大切な過程だったのかもしれません。
感じること、それこそが生身のこの命を生きるということ。
そう気づかさせてもらうための。
そして今は、怒りや恐怖も含めたすべての感情、喜びや、笑いの感情も、以前よりも色鮮やかに、生々しく、強く実感するようになりました。
ありありと実感すると、どんな感情も軽くなり消化、昇華されていきます。
だからもう怖くない。。いいえ、怖いけど、大丈夫だと思える。
制限のない世界はいつでも心の中にあります。
好き!楽しい!の感情を沢山沢山感じて、私の世界をどんどん色鮮やかにしていきたい。
と、考えているだけで、ワクワクしてくる私です、笑。